今の若者はなぜ、自分で相手を見つけられないのか、とボヤいたご老人がいます。昔は、生活の中で、

自然にそういう出会いの場が設置されたことも、無形民俗文化財からもうかがえますが、昔の大多数の方は

どのようにして探されたのでしょうか。興味がわきます。

今でこそ、合コンなどもある、結婚相談所もある、自分でネットで相手探しをすることもある。

どちらかというと、現在の方が、手段としては多いように感じます。成功に導かれるかどうかは別として。

ただ、昔の方が、人と人とのつながりが密で、より広く、人からの紹介が受けられたのは間違いないで

しょう。あの家の誰誰は、歳がいくつなので、そろそろとか、自分の教え子が、この歳でまだ結婚して

いないとは、何とかしなければ、というのは、現在の都会では、ちょっと、考えられませんね。

農村の中には、田植えの行事が集団見合いの場でもあったと言う所があり、自然に、暮らしの中に出会いの場が組み込まれていた例もある、というのはおもしろいものです。年頃の早乙女たちの美しい田植え唄の声が響く、このような行事が、文化財に指定されていると言うのはこの国ならではかもしれません。

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